Netflixオリジナル『Dark』の製作者による新作『1899』のティーザーが公開されたよ

 

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やっときたよ!!!!

いやー、「好きなドラマは何?」と訊かれたら間髪入れず『Dark』と答えるぐらいあのシリーズの虜になったわけだが、その製作者の新シリーズとだけあって期待せずにはいられないこの『1899』。Cinemagraphyといいトーンといい、Darkの雰囲気をそのまま受け継いでいる感じだね。

 

リリース日やどういう内容になるかという詳細は未だに明らかになっていない。ただ、大まかなあらすじとしては↓のようになるみたい。

A group of European migrants leave London on a steamship to start new lives in New York City. But when they encounter another migrant ship adrift on the open sea, their journey begins to turn into a nightmare. 
=ヨーロッパの移民がロンドンを出発し、新天地を求めてニューヨークへ向かう。だが、航海中に別の移民船に遭遇してから彼らの旅は悪夢へと変わる。

既に良い。

ティーザーにも度々登場する三角マーク、そしてロゴにもなっている三角に線一本追加したあのシンボルはかなり重要になってくるようだ。航海のルート的にもバミューダトライアングルを彷彿とさせるよね…関係あったりするのだろうか。

 

あと、ティーザーと同時にメイキング映像も公開されているので気になる方はどうぞ↓

 

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ご覧の通り、1899ではLEDスクリーンを使った最先端技術が導入されている。この技術が脚光を浴び始めたのは恐らく『マンダロリアン』からだろう。

 

巨大なスクリーンの前で撮影するという手法を用いた映像作品は昔からあるが、平らなスクリーンに映像を流すだけではこのように仕上がりに違和感がでてきてしまう。そういう問題点もありこの手法が流行ることはなく、グリーンバックが一般的になったわけだが、グリーンバックにもそれなりに厄介な点がある。それは、どうしても小道具や役者の服/顔に緑が反射してしまうという点 (spillというらしい)。その反射した部分をポストプロダクションで編集処理する工程が必要になってくる。

 

その2つを一気に解消するのが1899でも導入されたこの技術。

この1:38-の場面を見てもらうとわかると思うが、スクリーンに映し出されている映像の一部がカメラの向きに合わせて変化している。これがその違和感を消し去るのだ。そして、反射するのは映像の色なので、グリーンバックの致命的な問題点「緑色の反射」も抑えられ、まるで実際にその環境にいるような臨場感も得られる。

わざわざ巨大なセットを組み直す必要も、ロケ地へ出向く必要もなくなるという一石二鳥どころの騒ぎではない画期的な技術。今後このLEDスクリーンを使った撮影が主流になるのは間違いないだろうね。

 

まだ配信すらされていないのに熱くなって色々語ってしまった。楽しみだね!

 

シーズン2制作決定記念、いち当事者としてのハートストッパー感想 【Heartstopper】

 

 

 
 
 
 
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原作者兼ショーランナーのAlice Oseman(@aliceoseman)

 

Alice Osemanのグラフィックノベル原作、Netflixで映像化されたハートストッパー、つい先日にシーズン2,3の制作が正式に発表されたみたい。この新シーズン決定の情報は、まだ配信開始から1ヶ月程度ということを考慮すると、中々のスピード感だ。てなわけでシリーズの感想を綴っていくよ。ネタバレあり。

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